療育方針

お子さん一人ひとりに合わせた療育プログラムを作成します。
スタッフがお子さんに対応し、発達面・行動面・生活面からサポートします。

療育は、おおきくは個別療育集団療育の2つの療育方法があります。お子さんの障がいの状況に応じて選択、あるいは併用し療育方針を計画します。

個別療育

ひとつずつの事に自信がついていく
個別療育では、子ども1人に指導員1人がつきます。子どもの能力や状況に応じた遊びや運動が用意されていて、子どもは「できた」を多く感じ取り自信をつけていくことができます。もちろん、集団療育でも自信をつけていくことはできますが、場合によっては苦手な遊びや運動もあることに留意しておきましょう。苦手を克服できる良い機会ともいえますので、相談しながら進めていくとよいでしょう

つまずきや苦手を見つけやすいく
つまずきや苦手を見つけて、子どもに適した療育を受けさせるには個別療育がよいです。集団療育では、どうしても見逃されがちになってしまいます。

決まったことを繰りし学
毎回同じような勉強、遊びの課題が与えられていて、繰り返して練習をこなしていくことが中心の場合には個別療育が適しています。子どもの進度に合わせてペースを調整することができます。
一方、集団療育では友だちと一緒にすることが多く、誰かが遅れたり駄々をこねたりすると、やることが中断してしまいます。友だちが遅れても「待つ」「励ます」ということを覚えさせるには集団療育のほうがよいでしょう。

集団療育

コミュニケーション力のアップ
集団療育では、複数の友だちと一緒に療育を受けます。友だちと接することでコミュニケーション力のアップが期待できます。個人療育では、指導員とマンツーマンで接することになるので、友だちと会話をする機会は集団療育よりも少なくなります。

ルールを学べる
集団療育の中では、順番を守る、他の人に迷惑を掛けない、自分勝手な行動をしないといったルールを守る指導が行われます。ルールを守ることが苦手な子どもには集団療育がよいでしょう。集団療育で改善が見られない時は、個別療育のもとで指導を受けてみるのもよいでしょう。

親御さん同士の情報交換がしやすい
集団療育では、保護者会などを通じて他の親御さんと会う機会が増えます。子どもの育て方や将来の見通しなど、互いの悩み相談も気軽にできるかもしれません。同じ環境を持つ親御さんとの情報交換も大切です。